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還暦に赤いバイク

■赤いものを着るというけれど

少し前のブログでも触れましたが、私はつい先日、還暦を迎えました。

昔から何となくイメージしていたのは、
赤いチャンチャンコなんてまっぴらごめんで、
その日が来たならば、自分はその時の自分に相応しい、
かっこいい赤い乗り物を買おうということ。

そして選んだのが、赤い、大きなバイクでした。
それが、『BMW1200GS Adventure』という、とてつもなく大きな怪物なんです。

■話しは少しさかのぼって

若い頃ずいぶん無茶をして失くしてしまった自動二輪免許。
それ以来、バイクから離れて20数年、自動車だけの生活でした。
私がちょうど51歳になった時、
もう一度取り直そうと思い立つきっかけとなった小さな事件がありました。

ある日、僕は何を思ったかかわいい原付バイクと出逢い(ホンダのカブ)を衝動買い。
早速僕はそれに乗り、甲子園の会社から大阪へと走りました。

国道2号線を通り短時間でdoor to door。
渋滞もなんのその、駐輪場所にもそんなに困る事もない。
これは、便利!と、あらためてバイクを見直したのです。
しかしこの次、もう少し大きな幹線道路の43号線を通った時、
原付は普通自動車が順行する流れとスピードに合わせて走る事が出来ず、
非常に危険な印象でもあったのです。

よしそれならば、自動二輪の免許を取り直そう!と思い立ちました。
思い立ったならば行動の早さは皆が知っている通り。
すぐさま近所の自動二輪の教習所へ行き、親切な校長先生の指導により、
やはり教習所できちんと習って取得するべしと思い、そのまま大型自動二輪免許を取得。
今から9年前、51歳にして大型ライダーの誕生です。

■DUCATIとの出逢い

さて次なる問題は、どんなバイクに乗るかでした。
バイクなどまったく興味のなかったジャンルでしたから、
JIBスタッフに唯一居たライダーに尋ねてみた。

『どんなバイクに乗ってるおっさんがカッコイイと思う?』

ドカティ、モトグッチ、ビモータ、BMW etcetc…
知らない名前ばかりでした。

その中の一つ、ドカティというバイクを見に、
さっそく一番近くの大阪にあるディーラーを探し訪ねました。
そこで出会ったのが、真っ赤の『DUCATI996』というバイク。

一目惚れです。

とにかく、後ろから見たシルエットがたまらなくセクシーでした。
しかし、シャープな前傾姿勢を要求されるので、持病で頚椎ヘルニアがきついなと思いました。
そして、幾分姿勢が楽なポジションの『DUCATI ST4』という、真っ黒のバイクに決めたのです。
996に比べてそれほどセクシーではありませんが、
それでも他のメーカーにくらべると充分に色気がありました。

バイクの免許を取得とほぼ同時にバイクに乗り出し、夢中で走り1万キロはすぐに走破しました。
L型ツインの鼓動も力強く、マフラーを換えるとそれはさらに良くなりました。

■いろんなバイクに乗ろう

次に旅バイクを意識して『BMW F650』というバイクを中古で手に入れました。
ポジションが楽で乗りやすく、ちょうど良い頃合いで、
また、イタリアのアプリリアのボディデザインも気に入っていました。

次に250cc以下のKawasaki、HONDA-AX1、YAMAHAマジェスティ、SUZUKIバンディト、YAMHAセローetcetc…
さまざまなバイクに少しずつ乗り、色んな事もわかってきたのです。
そしていつの頃からか、将来還暦の日には自分に相応しい乗り物はバイクかな、というイメージを持つようになっていました。

去年、還暦を迎える約一年ほど前といえば、ちょうどJIBの30周年イヤーという事もあり、
非常に多忙な一年を過ごしたのですが、そんな中出会ったバイク!
それが、冒頭に書いた『BMW 1200GS Adventure』でした。
大きさといい装備といい、他に類を見ないスタイルは、たたずむ姿だけで圧倒的な存在感。
綺麗なお飾り的な機能やデザインでなく、実質的で実用的、かつ、頑強。
これぞこれから僕が一生を共に過ごすバイクに相応しい!と、
はっきりとイメージが出来たのです。

■還暦の日

還暦の赤い「バイク」 BMW 1200GS Adventure
還暦の赤い「バイク」 BMW 1200GS Adventure

そして、その将来の還暦がやってきました。
これから自分自身がいつまでも健康で逞しくいるため、僕はこのバイクと向き合いました。
試乗もせずに注文したけど(お店では現物が無い状態でしか注文出来ないバイクなのです)
乗れるのかな、足着くかな、センタースタンドから降ろせるかなとか、色んな不安があったんです。
両足のつま先が着く程度の足付きだが、走り出すと非常にのりやすい。
タイトな山道、混雑した市街地、ユーターンetcetc…何の問題もなく快適そのもの。
これはどこへ行くにも楽そうだ!
センタースタンドかけ下ろしも問題なくクリア。
これは意外と素直なヤツかもしれない、と、大変気に入りました。

 

しかしこのバイクはセクシーどころか、本当に怪物です。
それまでメインのバイクとしていたDUCATIからBMWへと、大きくシフトしたのです。
その他、トレッキング用にHONDA XR250、ちょっとした移動にVespa125と、
この3台がこれからの僕の友達となりました。

今、アドベンチャーに乗り始めあっという間に一ヶ月が過ぎ、走行距離は1000キロと少し。
これからのシーズン、ますます楽しみにしているのです。

還暦の赤い「バイク」 BMW 1200GS Adventure
還暦の赤い「バイク」 BMW 1200GS Adventure

 

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