夢と憧れを形にすること

■憧れの串本、憧れのお兄ちゃん

先月11月26日、ふと串本の潮の香りが嗅ぎたくて、バイクで行ってきました。

湾岸線から和歌山の田辺まで高速が開通し、あんなに遠かった串本が非常に近くなりました。
その昔は、6時間はかかっていたというのに、3時間と少しで到着しました。
距離もずいぶん短縮され、これなら日帰りも充分可能ですね。

愛車 BMW 1200GS Adventure 串本にて
愛車 BMW 1200GS Adventure 串本にて

白浜から串本までは右手に太平洋を見ながら延々と走る海沿いの道路。
天気は穏やかな晴天で、11月後半というのに暖かく明るく、気分も最高!

 

串本は、私が子供の頃、春休みや夏休みを過ごしたところです。
最初の方のブログにも書きましたよね。
僕の原点の場所、つまりは「JIB」の原点の場所でもあるとも。

串本の家の前はずば~っと開けた太平洋という環境で、海の自然に存分に触れられるのです。
これじゃ、どうやったって海が好きになるわけです。

また、串本の向かいには「大島」があり、そこにはくじらの解体所があったのです。
そしてそこには、子供の頃の私が憧れる「お兄ちゃん」がいたのです。
そのお兄ちゃんは漁師で、当時の私にとってとてつもなく逞しい海の男だったのです。
なかでも、印象深く残っているのが「よたき」。
「よたき」とは夜の海に出てする漁の事です。
場所は潮岬の沖合いです。
のち、私がヨットに興味を抱いたのは、この思い出があったからでしょう。

さて大人になってから、串本へは時々訪れる場所であったわけですが、大島まで行く機会というのはなかなかありませんでした。
そこで、今回は大島へ行こうと、数十年ぶりに訪れたのです。

当時の「お兄ちゃん」は、見た目はそれなりのお歳になっておられますが、
さすがに大自然の荒波で鍛え上げた海の男はまだまだ現役、くすみなどありません。

ところが、お兄ちゃんの仕事場に上がり、私はとんでもないものと出逢ったのです。
それは、何気なく冷蔵庫の上に置いてあるものだったのですが、
見た瞬間、うわ!と思わず声をあげてしまったものです。

それは、一刀彫りの魚たちでした。
しかも、おびただしい数の。

彼は、海で出逢った自分が感動した景色や魚たちを、一刀彫で表現していたのです。
私は驚きと共に、たちまち感動で胸がいっぱいになりました。

イルカの大群一刀彫り!
イルカの大群一刀彫り!

趣味で始めたとの一刀彫りでしょう、
大好きな海のこの魚たちを題材にと選び、
海を本当に愛して大好きな気持ちを、どうしても伝えたい!
・・・そんな思いを、今度はいっぱいの魚たちで表現していたのです。
自分なり出来る手段で。

 

大好きな串本のお兄ちゃん、海への憧れを教えてくれたお兄ちゃん、
まさしく私の憧れそのもの、といった存在の彼との久しぶりの再会に、
思いがけず、こんな素晴らしい作品たちとも出会えた・・・
この事を、まずみなさんにお伝えしたいと思いました。

『夢と憧れを形にしたい!』
その強い想いひとつが、この作品を作らせたのだという事が
説明などしなくても一目見れば誰でもそれはわかる筈です。
それくらい、まっすぐで純粋なものです。
それは、今の私のしている事と全く同じ。
私に海の世界を教えてくれたお兄ちゃんが、
またこうして、私と同じ道を歩み続けてくれていること、
その事が、どれだけ嬉しかったことか!
改めて、勇気と感動をたくさん頂きました。

そしてさらにこの作品を、たくさんの方に見て欲しいと思っています。
来年早々にそのような機会と場所を設けますので、
その時は是非、この作品を見に、会場まで足を運んで下さい。
私の感じた大きな感動を、みなさんにもぜひ体験して頂きたいのです。

みなさん、どうぞお楽しみに!

※『串本の魚・一刀彫り展~魚空(ぎょくう)の世界~』(仮称)
来年1月~2月くらいの時期に、JIB芦屋店店内ギャラリーにて開催予定

素敵な作品の生まれる様子が見られます↓

●魚空(ぎょくう)web page

ちなみに、本業の魚屋さんのHPはこちら↓
本当に美味しい一夜干しがお取り寄せ出来ます!(お薦め)

●ひらまるweb page

イルカの大群一刀彫り!
イルカの大群一刀彫り!
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